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【参加レポート】pmconf 2025に参加してきました!

この記事は、ゼスト Advent Calendar 2025(https://adventar.org/calendars/12198)の16日目の記事です。

こんにちは、株式会社ゼストでプロダクトマネージャーをしている加藤です。

先日、「プロダクトマネージャーカンファレンス 2025(pmconf 2025)」東京会場に参加してきました!

個人的な備忘録も兼ねて、会場の雰囲気や特に印象に残ったセッションからの学びをまとめたいと思います。

開催概要

参加のきっかけ

pmconfには昨年度から上長の勧めで現地参加しており、他社のPdMがどのように課題に向き合い、どんな思考で日々意思決定しているのかを学べる貴重な機会だと感じています。

今回も、日頃自分が抱えている悩みを解決するヒントを得られることを期待して参加を決めました。

会場の雰囲気

会場は熱気に包まれ、とても盛り上がっていたと思います。

ベルサール羽田空港という広々とした会場に多くの参加者が集まっており、「世の中にはこんなにたくさんのPdMがいるのか…!」と驚きました。(弊社は現在PdMが2名体制なので、普段はなんとなく希少な存在に感じているのです笑)

私はZESTから単独での参戦だったため、はじめは心細さもありましたが、昨年度のOST(オープンスペース・テクノロジー)でご一緒した方が声をかけてくださり、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

印象に残ったセッション

セッションがたくさんあって、事前にどれに参加するか選ぶのもなかなか大変でした…!

ただ、カンファレンス全体で「自分自身の学びに責任を持とう」「学びが得られていないと感じたら、忍者のポーズで他のセッションに移動してOK🥷(二本足の自由)」という素敵なコンセプトがあったおかげで、当日は気軽にセッションを渡り歩くことができました。

振り返ってみると、もう少し事前の計画はゆるめにしておいて、会場の雰囲気や興味に応じてその場で決めていくスタイルでも良かったかもしれないな、と思います。

今回、特に学びが深かったセッションをご紹介します。

1. どんなPMに機会が与えられるか?与えるべきか?

マネジメントする側がプロダクトマネージャーに成長機会をアサインするときに何を見て判断しているか?というテーマのトークセッションでした。

私は恥ずかしながら、普段マネジメントする側が何を考えてその役割を与えているのか?と考えたことすらありませんでした。

しかし、このセッションを通してその目線の話を聞くことで、新しい機会に対する不安は残りつつも、機会に対して「これは信頼の証なのかもしれない」「成長のチャンスをくれているのかもしれない」と、少し前向きに捉え直すことができました。特に「数年後の成長まで見越してパニックゾーンギリギリのタスクをアサインする」という言葉が印象的で、「大変」とかそういうレベルではなく、「パニックゾーン」という強い言葉が使われていたのがすごく記憶に残っています。

改めて新しい機会に対して、もっと周囲を巻き込みながら前向きに取り組んでいこうと思いました。

note.com

2. PMが手を離しても動くプロダクト ー 育休から得た仕組みづくり

様々な業務のハブを担うPdMが育休に入る際に実践した「安心して離れて戻れる環境づくり」がテーマのセッションでした。

セッションを聞く前、「PdM業務を引き継ぐ」といえば、「離れる前に仕様書をしっかり書いて引き継ぐ」程度のイメージしかありませんでした。しかし実際には、それは直前の調整だけではなく、日頃からプロジェクトメンバーをPdM業務に巻き込み、属人化しない強いチームを作ることも「安心して離れて戻れる環境づくり」の土台になるのだという気づきがありました。

3. なぜ使われないのか?──定量×定性で見極める本当のボトルネック

「なぜ使われないのか?」という、PdMなら誰もが一度は直面する問いに対して、定量データと定性データを組み合わせて真のボトルネックを見極める考え方と実践方法が紹介されたセッションでした。

特に印象的だったのは、「"使いやすい"(迷わず操作できる)と"使われる"(安心して業務を任せられる)は別物である」という指摘です。使いやすさを追求しても、それだけでは実際に業務を任せてもらえるプロダクトにはならない。使われるためには、ユーザーが業務を任せる際に感じるハードルを理解する必要があるのだと学びました。

これまで私は、この2つを明確に区別せずに要望として捉えていましたが、今後はAIを活用したプロダクトが「人の業務を代替する」存在になっていく中で、この観点は特に心に留めておこうと感じました。

まとめ

pmconfに限らず、イベントセッションの登壇者の方々に対して「こんな素晴らしい成果を出している方々が実在するんだ。」と思うと同時に、「でも自分には難しそう。」と、少し別の世界の存在と捉えている節がありました。

しかし、リアル特化の開催で、「Discuss with the Speaker」で直接質問する機会を得たり、OSTで同じ悩みを語り合ったりすることで、どれだけ経験が違っていても同じように組織の壁や課題に悩み、試行錯誤を重ねて実現できていることを知りました。今回のpmconfで、なんとなく別世界と感じていたところから心の距離が縮まり、「自分にもできるかもしれない」という勇気が少しだけ湧いてきました。

これは、リアル開催ならではの貴重な体験だったと思います。

同じPMという職種の仲間がこれだけ多く集まり、それぞれが課題に挑んでいる姿を見て、私自身も視座が高まった1日でした。

運営の皆様、登壇者の皆様、そして当日OSTでご一緒した皆様、本当にありがとうございました!