
この記事は、ゼスト Advent Calendar 2025の最終日の記事です。
株式会社ゼストCTO 豊島です。
ちょうど1年前に、「ゼスト開発組織の2024年の振り返り」を書きましたが、今年も振り返り記事を書いてみようと思います。
プロダクトのこと
訪問診療サービスのフルリニューアル
2025年は、訪問診療サービスのフルリニューアルを実施・リリースできました。
2024年にフルリニューアルした現ZESTの前のバージョンでも対応していましたが、今回大幅強化することが出来ました。
詳しくは以下のプレスリリースに特徴をまとめています。
オープンエコシステム構想の着実な前進
在宅医療・介護業界では、システムの電子化が進む一方で、紙やExcelでの管理が併用される「多重管理」のケースが多く、ツール間の連携不足も相まって、現場の皆様が二重入力の手間に悩まされているというお話を伺っておりました。
そこで弊社としては、多くのツールとのデータ連携を通じて業務のDX化を促進し、業務効率化を推進したいと考えています。
それを「オープンエコシステム構想」と呼び、以下のプレスリリース時点で賛同いただけていたパートナーの皆様について紹介しておりました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000056654.html

2025年は、プレスリリース内で宣言していた以下のシステムの皆様と接続が完了し、着実な前進ができていると考えております。
- ワイズマンシステムSP
- Care-wing
- Google Calendar
- LINE WORKS
スマホアプリ「ZEST HUB」のリリース
「ZEST」、初のモバイルアプリ提供とLINE WORKS連携スタート | 株式会社ゼストのプレスリリース

居宅訪問をされているユーザーの皆様のデジタル機器はやはりスマホまたはタブレットが多く、より良いユーザー体験をご提供したり、外出が多いからこその現在地情報が分かることでの利便性などの観点から、スマホアプリ開発に取り掛かり無事リリースすることが出来ました。
なお、フロントエンド、バックエンドに続いてスマホアプリ開発でもReact Nativeを採用し、Full-Stack TypeScript x モノレポな構成をより推し進めています。
受賞
2025年、私たちの取り組みやプロダクトが評価され、2つの賞をいただくことが出来ました。
1つは、看護DXアワードの受賞です。
もう1つは、東京都が主催しているTokyo Social Innovation Tech Award 2025での受賞です。
評価いただける機会が増えてきたことについて素直に嬉しく感じています。
機能面だけでなく、デザインやユーザー体験の良さについても評価いただけていることはプロダクト初期からこだわっている点でもあり、非常に嬉しく思います。
エンジニア組織のこと
AIコーディングツール
2025年は、他社のCTOの方とお会いしても開発現場へのAIコーディングツール関連の導入や浸透状況について話すことが非常に多かったです。
弊社でも、GitHub Copilot、Cursor、Devin、Claude Codeなど色々なツールを契約して開発現場に取り込んできました。
うまくいった例でいうと、前述したスマホアプリ開発といったプロダクトの立ち上げや、新しい技術のキャッチアップは本当に早くなったと感じています。一方で、これまで機能開発を続けてきた領域にCoding Agentを導入しても、期待していたクオリティが出ないこともありました。使い方を工夫したり、ツールの進化をキャッチアップして新しい機能や設定を試してみたりとまだまだ試行錯誤が続いている状況です。
ツールの進化が早いこともあり、個人個人で頑張ると知識格差が生まれやすいことも課題でしたが、その対策として現在、社内では定期的にノウハウの共有会を行っています。
以下の記事はその勉強会で共有された内容がもとになっています。
生産性向上への取り組み
ちょうど1年前はFindy Team+を導入したばかりで、その時の社員へのサーベイ結果でワーストだったのが、こちらでした。

こういった課題を改善していくためにも、毎週、先週分のデータを確認する小さな振り返り会を行い、また月に1回はオフラインで集まる振り返り会を実施するなど、振り返り会がしっかりと定着していった年でもありました。
その結果、今月実施された社員へのサーベイでは以下の結果となっており、着実な改善に繋がっています。

なお、Findyさんのオフィスで行われたイベントで機会をいただき、LTを行いました。
採用におけるカジュアル面談の中でサーベイ結果や改善状況を伝えることで、組織の特徴がより候補者の方に伝わるのではないかといった内容をお話しました。

さいごに
今回のTech Advent Calendarも、チームとして2025年に初めて取り組んだものとなりました。
2026年も初めて取り組むことや大きな改善に繋がるような取り組みが1つでも増えるように引き続き頑張っていきたいと思います。
ではでは、
Merry Christmas🎄
そして、良い年越し・新年をお迎えください🎍

※ 写真は、オフィスがある新宿の中村庵さんの「豚とキノコのクリーミーカレー蕎麦」