こんにちは。株式会社ゼストでWebアプリケーションエンジニアをしている海老原です。
この度2024年5月11日に開催された、TSKaigi(https://tskaigi.org/)の30分セッションでtRPCの実践をテーマに登壇させていただきましたので、その様子についてお伝えしようと思います。
TSKaigiはTypeScriptをテーマとした日本最大級の技術カンファレンスです。 今年が第一回開催に関わらず、CfPの応募がとても多かったと運営の方からお聞きしました。TypeScriptへの関心度の高さが分かりますね!
オフライン参加チケットも、セッションの詳細が明かされる前から売り切れていたと聞きます。 そんな中で登壇させていただけるのはとても光栄なことだと思いましたし、それと同時にちゃんと参加者の方にとって学びがあるようなトークをせねばと身が引き締まりました。
スピーカーディナー
TSKaigi開催前日にはスピーカーディナーと言って、主に登壇者と運営スタッフの方の交流の場がありました。 カンファレンスによっては登壇者以外の参加者も入れての交流とする形式もあるようですが、今回は登壇者のみだったようです。
私個人としてはスピーカーディナーに参加するのが初めてだったので勝手が分からず始めはドギマギしていたのですが、周りの方にお話を聞くと「実は私も初めてで...」という方もいらっしゃって安心したのを覚えてますw
TypeScriptのProduct ManagerのDaniel Rosenwasserさんや、Xや技術記事で一方的に知っているエンジニアの方の姿もあってテンションが上がりました。
登壇当日
私は14:40~の枠だたっため、それ以外の枠では他の登壇者の方のセッションに参加していました。
サーバーとフロントをどちらもTypeScriptで実装する話題が多かった印象でした。ゼストも同じFull-TypeScriptで開発しているので、同じ境遇として参考になる部分も多かったですし、TypeScriptをWeb以外に活用している内容もあって、話が聞けて楽しい気持ちと緊張が混ざった中での登壇となりました。
登壇資料はこちらです。
14:40からの「tRPCを実務に導入して分かった旨味と苦味」で発表させていただいた資料をアップロードしました。
— みそとん (@misoton665) 2024年5月11日
サンプルコード等読みづらかった方はこちらからご確認ください!https://t.co/8zMNAnflNp#tskaigi #tskaigi2
tRPCの実践がテーマということで、tRPCをただ説明するのではなく活用していく中での辛さ(苦味)も含めて、リアルな話や設計思想的な部分まで踏み込んでお話することを意識しました。興味のある方は是非読んでいただければと思います。
Ask the Speaker、懇親会
登壇を終えると、Ask the Speakerのスペースへすぐ移動しました。Ask the Speakerは登壇を終えた登壇者が一定時間別室に集まり、参加者からの質問を受け付ける時間のことです。 反応はXでも見ていましたが、直接面と向かって聞けるのは嬉しいですね。懇親会でも話しかけてくださった方がいましたが、時間の関係で登壇中に話せなかったことも突っ込んで話せる良い時間でした。
感想
とても刺激になり、何よりも楽しい時間でした。実は以前から個人的にTSKaigiの運営Slackに入っていて、準備されている姿を眺めていたこともあって運営の方には頭が上がりません。
また機会があれば今後もどこかの勉強会で登壇をしますので、その時にはまたこのような形で感想ブログを書こうと思います。