ゼスト Tech Blog

ゼストは「護りたい。その想いを護る。」をミッションに、在宅医療・介護業界向けのSaaSを開発しています。

Hello, World! 在宅医療・介護業界向けSaaS開発のゼストです

はじめまして。
私達は「護りたい。その想いを護る。」をミッションに、在宅医療・介護業界向けのSaaSを開発している、株式会社ゼストのテックチームです。

最初の投稿はCTO豊島より、サービスや使用している技術の紹介をしたいと思います。

サービスについて

現在のメインサービスは、訪問診療・看護・介護ステーションなど、患者(利用者とも呼ぶ)様宅を訪問して医療・介護サービスを提供する事業者様向けの、スケジュール作成支援サービスとなります。
訪問スケジュールを作成する際に考慮すべき点はたくさんあり、一例ですが紹介すると、

  • 職員さんと患者(利用者)さんが必要とする、資格(看護師、理学療法士など)や、属性情報(性別など)、希望する訪問時刻と職員の勤務シフトのマッチングを考慮
  • 症状や作業内容によって1人または2人での訪問になることを考慮
  • 効率よく訪問するためのルート作成を考慮

などがあります。
患者(利用者)さんの数や職員の数が多くなってくると、人のちからだけで作るのは非常に困難になります。スケジュール作成支援サービスは、ここを解決するためのものとなります。

エンジニアリングの観点でいうと、

  • 古くは「セールスマン巡回問題」「ナーススケジューリング問題」といった名称で知られているような問題をどのように扱うか
  • マッチング条件部分が複雑になりがちなところを、プログラミングする上でそのまま複雑にならないようにどう工夫するか
  • 障害によって訪問スケジュールが閲覧できないという状況を避けるべく、サイトの安定性をどのように保つか
  • 全てをシステムで解決するのではなく、マネージャーさんの思惑などを反映するにはどうサービスデザインしていくか
  • どういったデータを収集し、どのように活かしていくか

などなど、エンジニア、デザイナ、プロダクトマネージャそれぞれにとって非常にチャレンジしがいのある領域であると感じています。

また、最近では、新たに「ZEST MEET」というサービスも提供を開始しました。これまでカバーできていなかった訪問スケジュールを組む以前の、患者(利用者)さんを新規に受け入れ可能かどうかを調整するシーンに寄与するサービスとなります。

今後もいくつかの新サービス提供・開発を予定しています。

使用している技術について

ZEST MEETを開発するタイミングで、新たに技術選定を行ないました。今後予定している、ロードマップ上の新サービスはこれらの技術を使って開発していきます。

フロントエンド

TypeScript、React、Next.js(Vercel)など

バックエンド

TypeScript、Node.js、Prisma、tRPC(w/ Zod)など

その他

GCP(CloudRun、AlloyDB、BigQueryなど)、Datadog、Sentry、GitHubGitHub(Action、Copilotなど)など

 

テックブログを通して、これら技術に関する取り組みや、技術選定のねらいなどについても発信していきたいと考えております。